プランの選択肢を広げるバリエーションと加工性

「MOA美術館」の改修工事では、アートストリート エントランスホールのカウンターのほかにもコーリアン®が採用されています。


3Fのチケットカウンターは、内側のカウンターのみデュポン プライベートコレクションのグレーリプルに交換。外側のカウンターは寒水石。
 


 寒水石でつくられた2Fの受付カウンターにも、グレーリプルで造作した扉を取り付けた。

 


館内の茶室に新設した手洗いのカウンターには、白木ともよく合うエクリュが採用された。

 

上の写真でご紹介しているように、既存の造作物を部分的に改修する際にも、色柄が豊富で、さまざまな寸法や形にあわせて加工のしやすいコーリアン®は、たいへん使い勝手のよい素材です。

たとえば、現在では入手が難しい国産の大理石「寒水石」が使用されているチケットカウンターの部分改修には、色柄と雰囲気がよく似ているデュポンプライベートコレクションのグレーリプルが採用されました。

 このように既存の素材に馴染ませたいケースも、また、あえて対照的な色や雰囲気のカラーをアクセントとしてお使いいただくケースでも、色柄の豊富さという点で選択肢を広げます。既存の部材との組み合わせ方で、さまざまな雰囲気を演出することが可能です。

 既存の建物で造作を行う場合、搬入サイズや設置方法が制限されることも多いのではないでしょうか。分割して搬入し現場でシームレス接着が可能であることも、コーリアン®がリフォームに適した素材である理由のひとつです。

 リフォームを計画する際、現状の設備や造作物に、使い勝手やデザイン、耐久性などで、なにかしら解決すべき課題があることがほとんどです。コーリアン®は、機能性、耐久性、加工性、素材感、デザイン性、選べる色柄の豊富さなど、さまざまな面で、こだわりのご要望にもお応えできる素材です。

 

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