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「コーリアン®レポート」がスタート!

メルマガなどで予告していました新コンテンツ「コーリアン®レポート」の連載がスタートしました。

コーリアン®を使うと、どんなものがつくれるのか。

コーリアン®はどんなふうにできているのか。

コーリアン®はどんなことができるのか。

さまざまな切り口から、この素材の面白さに迫っていく新企画。

第一回は[コーリアン®と匠たち_Vol.1] として、2019年新色のドミノテラッツォ、シルバーリニアを使ったプロダクトが完成するまでを追いかけた内容です。

第一回を読む

【8/2・3・4】TOKYO ARCHITECTUREに協賛&写真ブース出展

「デザインが更新する、まち・もの・ひと」を主題とした、建築の次を考えるイベントに協賛します。

イベントでは、著名な建築家と最先端のクリエイターが語り合うスペシャルトーク、社会の進歩と発展に寄与してきた企業によるメッセージ写真展が3日間にわたって行われます。

当社はメッセージ写真展にも参加します。展示エリアではメッセージパネルを掲示するほか、2019年新色もご紹介する予定です。
ダイナミックな流れ模様も原板に近い、大きな板でご覧いただけます。写真展は入場無料ですので、お気軽にお越しください。

 

イベント概要

TOKYO ARCHITECTURE
【トークイベント】
『最先端のクリエイターと語り合う建築の本質と未来 
 「まち・もの・ひと」の2020を超えて』

【メッセージ写真展】
『東京の「まち・もの・ひと」と共に生きてきた
 私たち企業の今昔物語

 

トークイベント スピーカー

  午前の部 午後の部
8/2(金)

山名善之(建築家/美術史家)×
茂木健一郎(脳科学者)

谷尻誠(建築家)×
椎名誠(作家)

8/3(土) 乾久美子(建築家)×
平野啓一郎(小説家)

大西麻貴(建築家)×
ホンマタカシ(写真家)

8/4(日)

藤村龍至(建築家)×
辛酸なめ子(漫画家/コラムニスト)

永山祐子(建築家)×
清川あさみ(脳科学者)

 

期間:2019年8月2日(金)〜4日(日)
時間:トークイベント 午前の部 10:30開演 / 午後の部 15:00開演
   メッセージ写真展 11:00〜18:00 (最終入場17:45)
会場:有楽町朝日ホール
   メッセージ写真展 ホール併設朝日スクエアギャラリー
入場料:トークイベント 各回 前売 1,000円 / 当日1,300円
    メッセージ写真展 無料 
チケット購入等の詳細はこちら

 

REAL KITCHEN&INTERIOR SEASON Ⅵ
タイアップ記事掲載のお知らせ

キッチンジャーナリスト 本間美紀さんの「REAL KITCHEN&INTERIOR」待望の第6巻、SEASON Ⅵが11/22に発売されました。

本間さん曰く「究極の完成度」となったSEASON Ⅵに、コーリアン®と本間さんのタイアップ記事が掲載されています。(P134・135)

キッチンのワークトップもインテリア感覚で選ぶ時代。トレンドやキッチン選びの新しい考え方をご提案しています。

特集ページ「INSPIRATION FOR KITCHEN&MATERIAL」キッチンとマテリアルのインスピレーション(P116 )の中でもコーリアン®がワークトップとして紹介されていますので是非ご覧ください。

今号のテーマは「あきらめなくてよかった」。

自分らしいキッチンと、自分らしい暮らし方を実現するためのバイブルとして、ずっと手元に置いておきたい1冊です。

           

REAL KITCHEN&INTERIOR SEASON Ⅵ」本間美紀著(小学館)は全国の書店、ウェブでお買い求めになれます。

ヘルスケアカタログをリリースしました

世界共通で発行しているヘルスケアカタログ(英語表記)が新しくなりました。
以下ボタンより、ご覧いただけます。

ヘルスケアカタログを見る

 

 

 

〈ヘルスケアカタログの使いかた〉

表紙のDISCOVERまたは矢印をクリックすると、最初のページに飛びます。
(表示に時間がかかる場合があります。一度、ページが真っ白になりますが、少々お待ちください) 左上のContentsを押しますと、目次に飛びます。
以下の11の部屋ごとに、事例を紹介しています。
 病室、手術室、試験室、ロビー、ナースステーション、食堂、新生児・小児科、 廊下、洗浄スペース、トイレ
(日本国内では法律上、利用できない事例も含みますのでご注意ください)

>各施工例のページでは、

「view gallery」を押すと、施工写真だけを見ることができます。
「Virtual tour」を押すと、病院内の空間写真と施工例を紐付けた別のWEBカタログに飛びます。
「Sink Portfolio」を押すと、コーリアン®製ボウルのカタログに飛びます。
(初期設定が北米になっていますので、日本で取り扱っている製品は、「Asia Pacific」→「Japan」を選択の上、ご確認ください)
「Technical information」は海外事業部で使っている技術資料のリンクになります。日本の技術資料は以下をご覧ください
・ボウル図面・CADデータ、サイズ価格指数表、試験データ等
 http://www.corian.jp/-documentation-
・シート製品の加工方法
 http://www.corian.jp/fabrication

 

すべてのページの上で、 各ページの > のマークを押すと次のページに移ります。
その下の  >| のマークを押すとリンク集に飛びます。

右上のいちばん右のボタンからリンクのシェアも可能です。

 

ミラノサローネ レポート Corian®CABANA CLUB  #5: Tyrolean Stube(チロリアンスチューブ)/Spring Fountain(スプリングファウンテン)

イタリアのライフマガジン「Cabana Magazine」とコラボレーションし、Maximalism(マキシマリズム)の世界を表現した世界最大級のデザインイベント“Milan Design Week(ミラノ デザインウィーク)”での展示。

コーリアン®製の巨大な入口とミステリアスなトンネルを抜け進むと、コーリアン®の役割や可能性を体感できる7つの空間が広がっており、前回までにメキシカンベッドルーム、イングリッシュスタディー、アメリカンバスルーム、チャイニーズメディテーションルーム、ロシアンリビングルーム、モロッカンキッチンの合計6つをご紹介。 

今回が最後の回となりますが、7つ目のキャビンともう1つご覧ください。

7つ目のキャビンは、Susanne Thunデザインによる”Tyrolean Stube (チロリアンスチューブ)”。

Gargellenと呼ばれるオーストリアの村で夏を過ごした子供のころの思い出にヒントを得た作品。牛と馬に囲まれ農家の子供たちと過ごした時間、キノコや花を集めて過ごした日々、Stube(部屋)で過ごした夜。すべてがシンプルでした。StubeとはGemütlichkeit、 Gemütlichkeitは真の関係を意味します。
サイドパネル(両壁)、テーブル、ベンチもコーリアン®製。 

 

ご紹介の最後は、Martino Berghinz の作となるキャビン”Spring Fountain (スプリングファウンテン)”。

Martinoは語ります、「私たちCorian® Cabana Clubの多彩なメンバーは、同じ噴水の水を飲みます。同じことが、ジャングルの友人たちにも見られます。 噴水は調和をもたらすもの。 水がコーリアン®と触れるとき、穏やかでリラックスした音が流れ、ジャングルにはそのメロディーがこだまします。 誰もが泉が好き、コーリアン®も。 噴水が水と一体となるように、コーリアン®もまた同様なのです」と。 

ファウンテン(噴水)はコーリアン®製。

皆様、お付き合いくださりありがとうございます。7つのキャビンとファウンテンからコーリアン®のさらなる可能性を感じ取っていただけましたでしょうか。

詳しい展示の情報はこちらのプレスリリース(英語)もご覧ください。

About Cabana:
2014年、Martina Mondadori SartogoとChristoph Radlにより設立されたマガジンで、革新的でタイムレスなインテリア空間やそのアイディアを紹介する。

TYROLEAN STUBE:
Styled by Susanne Thun (*1) 
Corian®加工協力 Hasenkopf Industrie Manufaktur

THE SPRING FOUNTAIN:
Design by Martino Berghinz (*2)
Corian®加工協力 CTC Design

*1 Susanne Thun(スザンヌ・トゥーン):
オーストリア生まれ。ミラノでビジュアルデザインを学び、Vogue ItaliaのCondéNastでの就業経験も。1980年代初期、メンフィスのグループを経て、イタリアの建築家でデザイナーのマッテオ・トゥーンに出会い、1984年ミラノに共同スタジオを設立。 以来、Thunは様々な業界のインテリアや製品デザインに影響を与え続けている。モードを創り、コンセプトにづいた作業を行い、スタイリストとして活動し、有力なクリエイティブメーカーとも協力。現在、スイスアルプスとイタリアの間を行き来している。
www.susannethun.com www.instagram.com/susannethun
*2 Martino Berghinz (マルティノ・バーギンス):
1963年ミラノ生まれ。 1989年リスボン大学建築学部から奨学金供与される。 1992年ミラノ工科大学(Polytechnic University of Milan)の建築学部卒業。 Manolo De Giorgi Studioでキャリアを開始し、その後Antonio Citterio Studioでコラボ。 1997年から2000年にかけPiero Lissoni Associatiのシニアデザイナー。 2001年から2007年まではPatricia Urquiola Studioのパートナーとして建築を担当。 2008年ミラノで自ら実験を開始、商業見本市と博物館展の両方の建築、インテリアデザインとデザインを担当。 スタジオは3M、JTI、パナソニック、スーパーバイク世界選手権、Fratelli Boffi、Ivano Redaelli、Moroso、La Rinascente、MIART Milan International Art fairなど幅広い顧客を持つ。
www.martinoberghinz.eu

ミラノサローネ レポート Corian®CABANA CLUB  #4: Russian Living Room (ロシアンリビングルーム)/Moroccan Kitchen (モロッカンキッチン)

イタリアのライフマガジン「Cabana Magazine」とコラボレーションし、Maximalism(マキシマリズム)の世界を表現した世界最大級のデザインイベント“Milan Design Week(ミラノ デザインウィーク)”での展示。

コーリアン®製の巨大な入口とミステリアスなトンネルを抜け進むと、コーリアン®の役割や可能性を体感できる7つの空間が広がっており、前回までにメキシカンベッドルーム、イングリッシュスタディー、アメリカンバスルーム、チャイニーズメディテーションルーム、合計4つをご紹介しました。今回は次の2つ。 

まずは、テキスタイルデザイナーのNathalie Farmann-Farmaがデザインしたキャビン”Russian Living Room(ロシアン リビングルーム)”。

リラックスできる私だけの居場所、その趣はトルストイやツルゲーネフの小説に描かれる19世紀ロシアの設定と雰囲気を彷彿とさせます、歴史的に正式かどうかは別としてですが。

植物に囲まれた花柄のソファー、そこで小説を読みながらくつろぎ、癒される姿が浮かびます。

サイドパネル(両壁)、コーヒーテーブル、書棚、テーブルもコーリアン®製。

その横に並ぶキャビンはStephan Jansonの”Moroccan Kitchen”。

エキゾチックな場所としてでなく、Stephanが数年前に第二の故郷として選んだ国モロッコへの愛があふれた作品。

モロッコ、それは偉大な進化を遂げている国であり、近代と伝統が調和し、先祖代々の価値でテクノロジーを巧みに操ってもいるのです。しかしながらシンプルなキッチンは今もやっぱり、家族のお気に入りのファミリールーム。 
サイドパネル(両壁)、キッチンカウンターとパネル、シャッター、レンジフードもコーリアン®製。

詳しい展示の情報はこちらのプレスリリース(英語)もご覧ください。
また次回のトピックスでは、7つ目のキャビンに加え、もう1つ一緒にご紹介いたします。
ぜひお楽しみに。

About Cabana:
2014年、Martina Mondadori SartogoとChristoph Radlにより設立されたマガジンで、革新的でタイムレスなインテリア空間やそのアイディアを紹介する。

RUSSIAN LIVING ROOM:
Styled Nathalie Farman-Farma (*1)
Corian®加工協力 Hasenkopf Industrie Manufaktur

MOROCCAN KITCHEN:
Styled by Stephan Janson (*2)
Corian®加工協力 Hasenkopf industrie Manufaktur

*1 Nathalie Farman-Farma(ナタリー・ファルマン-ファーマ):
ロンドンに本拠を置くテキスタイルデザイナーであり、デザインスタジオDecors Barbaresの創設者。 フランスで育ち、パリのブラウン大学とÉcoledes HautesÉtudesen Sciences Socialesで古典と歴史を学ぶ。 出版に携わった後、織物と衣装の収集への情熱と文化的で魅力的なインテリアに対する感謝を融合させることを決心し創設したDecors Barbaresは、ロシア、中央アジア、イランに触発された印刷物を専門とする。
www.decorsbarbares.com www.instagram.com/nathaliefarmanfarma
*2 Stephan Janson (ステファン・ヤンソン) :
1957年フランス生まれ。幼い頃の夢はケーキ屋さん。 ファッションへの情熱は、イヴ・サン・ローラン、高田賢三、ダイアン・ファーステンバーグなどのクリエイティブな才能に触発されてから。 業界での最初の仕事は、1970年代後半のパリ、そしてニューヨーク、東京へと続いた。 1989年ミラノで自身の衣料品ブランドを立ち上げて以来、 時代を超越したファッションを創造し続け、世界中のいくつかのショップで販売中。一方で、ミラノで働いていないときはモロッコ北部での園芸に夢中。
www.stephanjanson.com www.instagram.com/stephanjanson

ミラノサローネ レポート Corian®CABANA CLUB  #3: American Bathroom (アメリカンバスルーム)/Chinese Meditation Room(チャイニーズ メディテーション ルーム)

イタリアのライフマガジン「Cabana Magazine」とコラボレーションし、Maximalism(マキシマリズム)の世界を表現した世界最大級のデザインイベント“Milan Design Week(ミラノ デザインウィーク)”での展示。コーリアン®製の巨大な入口とミステリアスなトンネルを抜け進むと、コーリアン®の役割や可能性を体感できる7つの空間が広がります。

前回ご紹介のメキシカンベッドルーム、イングリッシュスタディーに続き、今回も2つのキャビンをご紹介します。
まず、アメリカのインテリア&テキスタイルデザイナー Caroline Irvingによるキャビンは”American Bathroom (アメリカンバスルーム)”。 

美術史の中でも古代、特に大理石で覆われた古代ローマやビザンチンの聖堂からインスピレーションを受けてデザインされたもの。オリエンタルな雰囲気にしつらえられたバスルームはまさに、Carolineの言うところの一つの部屋として仕上がっています。
サイドパネル(両壁)、バスタブ、正面パネルもコーリアン®製。

続いては、Idarica Gazzoniがデザインした“Chinese Meditation Room (チャイニーズ メディテーション ルーム)(瞑想室)”と呼ばれるキャビン。

実は、瞑想室というものに入ったことがないIdarica。そこで、中国式をRajasthani(ラジャスタン風、一種のインド風)としてデザインを試みました。

シルクロード交易でもたらされた異文化、光と静寂、色彩、そしてシルクやベルベットなどの融合が、瞑想用ソファやテーブルに表現されています。この小さな空間で、平和と充足感が得られることでしょう、多分。

サイドパネル(両壁)、ソファ、テーブルもコーリアン®製。

詳しい展示の情報はこちらのプレスリリース(英語)もご覧ください。
また次回のトピックスでは、さらに二つにキャビンをご紹介いたします。
ぜひお楽しみに。

About Cabana:
2014年、Martina Mondadori SartogoとChristoph Radlにより設立されたマガジンで、革新的でタイムレスなインテリア空間やそのアイディアを紹介する。

AMERICAN BATHROOM:
Styled by Carolina Irving (*1)
Corian®加工協力 Hasenkopf Industrie Manufaktur

CHINESE MEDITATION ROOM:
Styled by Idarica Gazzoni (*2)
Corian®加工協力 Hasenkopf industrie Manufaktur

*1 Carolina Irving(キャロライナ・アーヴィング):
ベネズエラ人の両親を持つキャロライナ・アーヴィングはアメリカ生まれ。パリのエコール・デュ・ルーヴルで美術史や考古学を学び、17世紀のイタリア芸術、中でもデザインやアンティークの織物に魅了される。Elle Decor、House&Garden、Vogue Livingの編集経験も。2013年にはペニー・モリソンと提携し装飾アクセサリー会社を、旅行に触発されたファッションとアクセサリーラインをリサ・ファインとそれぞれ創設。彼女の新しいデザインは豊富な旅行体験に由来するもの。豊かな色彩とパターンのファンであり、インスピレーションは、フランス、イングランド、スウェーデン、インド、トルコ、ギリシャ、中東など多くの国々から。テキスタイルは、British Vogue、Domino Magazine、House Beautiful and Traditional Home Magazineなどの主要出版物に掲載。
www.carolinairvingtextiles.com www.instagram.com/carolinairving
*2 Idarica Gazzoni (イダリカ・ガゾーニ) :
ボローニャ生まれのアーティスト兼デザイナー。常に自分自身を創造的に表現。20歳でブリュッセルのヴァン・デア・ケーレン・ログラインの装飾画学校で学んだ後、大理石に類似した石、木材や金メッキを使った造形を開始。イタリアのインテリアデコレーター、繊維と壁紙のデザイナー、エキゾチックなロケールと古代の神話にインスパイアされ、あらゆるタイプの装飾効果に挑戦を続け、ポンペイ遺跡の絵画や中国の田舎のモチーフなど幅広いソースからもアイデアを得る。 1992年 Rizzoli社から出版されたAdalberto Cremonese著 「Il Libro della Buona Creanza」にはイラストを提供。自宅や作品はカサ・ブルータス、エル・デコアなどの雑誌に掲載。
www.arjumandsworld.com www.instagram.com/arjumands_world

ミラノサローネ レポート Corian®CABANA CLUB  #2: Mexican Bedroom (メキシカンベッドルーム)/English Study(イングリッシュスタディー)

イタリアのライフマガジン「Cabana Magazine」とコラボレーションし、Maximalism(マキシマリズム)の世界を表現した世界最大級のデザインイベント“Milan Design Week(ミラノ デザインウィーク)”でのコーリアン®の展示。前回ご紹介した巨大な入口とミステリアスなトンネルを抜けると、そこには7つの異なる世界感を表現したキャビンを中心に、コーリアン®が空間で果たすことできる役割やその可能性を体感することのできる空間が広がります。

今回ご紹介するのは、この7つのキャビンのうち二つ。
まずは、イタリアのファッションデザイナーAntonio Marrasのデザインしたキャビン” Mexican Bedroom (メキシカンベッドルーム)”です。

メキシコの現代絵画を代表する画家であり、民族芸術の第一人者としても数えられるFrida Kahlo (フリーダ・カーロ)の「I paint flowers so they will not die」という言葉にインスピレーションを受けたこの部屋は、色鮮やかなキンポウゲやサクラソウ、クチナシ、バラなど多くの野草が飾られ、コーリアン®で制作されたキャビンのサイドパネルや壁面に飾られた棚も、とてもカラフルです。

特にキャビンのサイドパネル(両壁)は、全てコーリアン®を象嵌加工で組み合わせて制作されており、とても美しく、一枚の絵画のようにも見えます。

また、ベットフレームもコーリアン®製。こちらも繊細な彫りが施されており、コーリアン®の加工性の高さがうかがえる作品となっています。

詳しい展示の情報はこちらのプレスリリース(英語)もご覧ください。
また次回のトピックスでは、さらに二つにキャビンをご紹介いたします。
ぜひお楽しみに。

About Cabana:
2014年、Martina Mondadori SartogoとChristoph Radlにより設立されたマガジンで、革新的でタイムレスなインテリア空間やそのアイディアを紹介する。

MEXICAN BEDROOM:
Styled by Antonio Marras (*1) in collaboration with Paolo Bazzani
Corian®加工協力 Hasenkopf Industrie Manufaktur

ENGLISH STUDY:
Styled by Ashley Hicks (*2)
Corian®加工協力 Hasenkopf industrie Manufaktur

*1 Antonio Marras(アントニオ・マラス):
サルジニア島アルゲーロ出身のイタリアのファッションデザイナー。1987年にRoma Fasion Houseでプレタポルテコレクションを発表、1996年にはローマでオートクチュールも発表している。その繊細な手仕事と故郷サルジニア島を誇りに思いそこからインスピレーションを得たデザインは好評を博し、その後、1999年にはミラノでもプレタポルテコレクションを発表する。さまざまなコレクションを発表しながらも、サルジニア島アルゲーロにあるスデザインタジオで手仕事による作品制作を続けている。2003年からは、Kenzo fashion houseのアートディレクターを務めるなど、現在も、アルゲーロ、ミラノ、パリを中心に活躍を続ける。
www.antoniomarras.com www.instagram.com/antoniomarrasofficial
*2 Ashley Hicks (アシュリー・ヒックス):
インテリア、家具、テキスタイルデザイナー。1963年生まれ。ロンドンの英国建築協会付属建築学校で学ぶ。父である著名なインテリアデザイナー”David Hicks(デイビット・ヒックス)“のもとで経験を積み、その後、1997年に自身初となる家具コレクション”Jantar Mantar“を発表する。2002年には著書”Design Alchemy”を発行。他にも父”David Hicks”の人生やキャリアを書いた“A life of Design”など多数の著書をもつ。
www.ashleyhicks.com www.instagram.com/ashleyhicks

ミラノサローネ レポート Corian®CABANA CLUB  #1: Maximalism(マキシマリズム)の世界

4月3日から9日に開催された世界最大級のデザインイベント“Milan Design Week(ミラノ デザインウィーク)”にコーリアン®も出展いたしました。イタリアのライフマガジン「Cabana Magazine」とコラボレーションし、Maximalism(マキシマリズム)の世界を表現した展示では、7つの異なる世界感を表現したキャビンを中心に、コーリアン®が空間で果たすことできる役割やその可能性をご提案する展示となりました。

コーリアン®で制作された巨大な入口をくぐると、五感をくすぐるミステリアスなトンネルが続き、その先には、7人のデザイナーとそれぞれコラボレーションしたキャビンが並びます。

この巨大な入口は、「THE GATEWAY」と名付けられ、デザイナーChristoph Radlが幼いころ深い夢の中でたどり着いた大きなゲートを表現しています。日本でもお取扱いのある色「ブルーミンググリーン」をふんだんに使用した壁面は、格子状に加工されたコーリアン®をシームレスに接着することにより、巨大な一枚の壁に見せることを可能としています。

その巨大な入口をくぐった先に広がるミステリアスなトンネル「THE MISTERY TUNNEL」も入口同様に、デザイナーChristoph Radlの作品です。

こちらもまた、幼いころのChristophが夢でみた世界を元にデザインされており、コーリアン®の壁から漏れる光の先から、かすかに聞こえる、水の流れや小鳥のさえずり、自然の織り成すさまざまな音に耳を傾けながら進むことのできる神秘的な空間となっています。

入口近くから、その先のホールにむけて、壁に使用されているコーリアン®の色は暗い色柄から明るい色柄へグラデーションを成しており、その先に広がるMaximalism(マキシマリズム)の世界への期待が高まります。

詳しい展示の情報はこちらのプレスリリース(英語)もご覧ください。
また次回のトピックスでは、ホールの展示をご紹介いたします。
ぜひお楽しみに。

About Cabana:
2014年、Martina Mondadori SartogoとChristoph Radlにより設立されたマガジンで、革新的でタイムレスなインテリア空間やそのアイディアを紹介する。

THE GATEWAY:
Design by Christoph Radl www.radl.it
Corian®加工協力 CTC Design

THE MYSTERY TUNNEL:
Design by Christoph Radl www.radl.it
Corian®加工協力 Hasenkopf industrie Manufaktur

日本初公開!気鋭のデザイナー集団we+の最新作「Patience」を期間限定で特別展示

we+が、2016年9月にフランスで開催された「PARIS DESIGN WEEK 2016」に合わせて、パリ市内のコンテンポラリーデザインギャラリー「Gallery S. Bensimon」で発表した「Patience」は、刻々と動く顔のパーツによって時刻を示す時計のような作品だ。

モニターに映し出された3人の人物。その口は、1秒に1回、「パッ、パッ」という音を出しながら開閉を繰り返して秒を刻む。目は、アナログ時計の針のように回り、右目で時を、左目で分を示している。

そのモニターを収めた白い額縁は、デュポン(TM)コーリアン(R)でつくられている。

その「Patience」が、2017年1月20日(金)~5月12日(金)の期間限定で、デュポン™コーリアン®ショールームに特別展示される。これが日本初公開だ。

We+ 「Patience」期間限定特別展示

会期:2017年1月20日 5月12日
会場:デュポン(TM)コーリアン(R)ショールーム 東京都港区南青山1丁目15番9号 第45興和ビル5階

(ショールームの詳しい情報はこちらをご覧ください。)

we+ 
安藤北斗氏と林登志也氏によるコンテンポラリーデザインスタジオ。
プロダクト、インスタレーション、グラフィックなど多岐に渡る領域のディレクションとデザインを行い、テクノロジーや特殊素材を活用した実験的なアプローチを追求している。

http://weplus.jp

 

使い手と素材の個性が際立つキッチン

ここ数年、キッチンのワークトップ素材としてエンジニアードストーンやセラミックタイルなど新しい素材が登場しています。

今回ご紹介するのは、新しい素材であるセラミックタイルと、キッチンの素材として長い歴史を持つデュポン™コーリアン®とのコラボレーションキッチンです。

このキッチンをデザインしたのは、ADOPT KITCHEN WORKSの代表 濱田淳氏。
濱田氏の事務所兼ご自宅のキッチンです。

©ADOPT KITCHEN WORKS ©ADOPT KITCHEN WORKS
©ADOPT KITCHEN WORKS

最初に受けた印象は、セラミックタイルとコーリアン®という素材を組み合わせたことで、互いの素材の魅力がより際立ったということ。

更に、シンクになったコーリアン®は、立体になることでよりその素材感が強調された感じを受けます。

コーリアン®で統一することにより、独特な素材感を表現できることはもちろんですが、他素材との相性が非常に良いのもコーリアン®の大きな特徴のひとつ。
今回はその特徴を最大限に引き出していただいたデザインだと思います。

実はコーリアン®、多彩なカラーバリエーションとその独特な質感で、素材と素材の“つなぎ”の役目も果たします。様々な素材との組み合わせで、色々なイメージの空間に使うことができるコーリアン®。デザインの可能性は無限に広がります。

デザイン
ADOPT KITCHEN WORKS
代表 濱田淳氏

デュポン™コーリアン®加工協力会社:大日化成工業株式会社

  ©ADOPT KITCHEN WORKS
   

HOUSEVISION2  LIXIL x坂茂 「凝縮と開放の家」

「家」をさまざまな産業の交差点、未来を投影する理想的なプラットフォームと考えるHOUSE VISIONプロジェクトが、青海で開催したエキシビジョン「HOUSE VISION 2」。その展示会で、新技術を携えて住の先を見通す株式会社LIXILと、低コストで軽快な家を考える建築家、坂茂氏がコラボレーションした「凝縮と開放の家」が注目を集めた。

坂氏による、段ボールを薄板で挟み込む、強度と軽さを備えた素材を用いた建築構造は、全く新しい着想。天井や外壁もシート状の素材をジッパーで固定するという、斬新な発想の住宅だ。

その明快な構造の住宅で、重いガラスを驚くほど軽くスライド、回転させる技術により確保した非常に広い間口、給排水を床下ではなく上方の処理することで、水まわりを部屋のどこにでも配置できる技術など、画期的なLIXILの機構が、さらに設計の自由度を高くする。

そんな施主が広さや間取りを自分で自在に構想できる「家」のキッチンや洗面など、水回りのカウンタートップやシンクにデュポン™ コーリアン®をご採用いただいた。

床下ではなく上方に処理する技術により、風呂・トイレ・キッチン・洗面をひとまとめにした水まわりは、白くまとめられ、家の中心に配されている。
デュポン™ コーリアン®をご採用いただいたのは、キッチンと洗面の各シンクとカウンター、それにトイレの手洗いユニットなどだ。

造作されたグレイシアホワイトのシンクとカウンターはデュポン™ コーリアン®の特徴でもあるシームレスのジョイントがされており、清潔感に加え、メンテナンス性も高い。
また、手洗いのユニットには、透光性の高いグラーサソリッドホワイトも併せて使用。シンプルでスマートなデザインの中にも、内照式の照明が暖かさも演出している。

HOUSE VISION 2
会期:2016年7月30日 8月28日
会場:臨海副都心J地区 〒135-0064 東京都江東区青海2丁目1

LIXIL x 坂茂 「凝縮と開放の家」
デュポン™コーリアン®加工協力会社:大日化成工業株式会社