コーリアン®の安全性
F☆☆☆☆同等 ホルムアルデヒドは発生しません
2003年7月より改正建築基準法が施行され、シックハウス症候群対策が必要となりました。
ホルムアルデヒド発散建築材料を4区分し、ホルムアルデヒド発散量が多い第1種材料(JIS/JAS表示F☆)は原則住宅建材には使用禁止となり、第2種材料(JIS/JAS表示F☆☆)、第3種材料(JIS/JAS表示F☆☆☆)は使用面積に制限を受けます。
ホルムアルデヒド発散量が少ない規制対象外の建材(JIS/JAS表示F☆☆☆☆)は使用面積制限を受けません。
コーリアン®は板材、ボウル・シンク等の型物、シーム接着剤のいずれもがホルムアルデヒド発散建築材料ではないため、安心してご利用いただけます。ホルムアルデヒドは発生しませんので、告示対象外材料となっており、F☆☆☆☆の建材と同様、使用面積制限を受けません。
ホルムアルデヒド放散量
JIS/JAS表示 | 平均値 | 最大値 |
---|---|---|
F☆ | 5.0mg/ℓ以下 | 7.0mg/ℓ以下 |
F☆☆ | 1.5mg/ℓ以下 | 2.1mg/ℓ以下 |
F☆☆☆ | 0.5mg/ℓ以下 | 0.7mg/ℓ以下 |
F☆☆☆☆ | 0.3mg/ℓ以下 | 0.4mg/ℓ以下 |
水によって有害物質が溶出することはありません
コーリアン®は医療施設や食品調理施設、学校等でもお使いいただいています。
食品関連機器では、有害物質が水によって溶け出さないことが重要です。
コーリアン®は水による溶出試験で下記の有害物質すべてにおいて、不検出となっています。食品関連の用途にも安心してご使用いただけます。
水による溶出試験
溶出試験物質 | 結果 |
---|---|
●アルキル水銀化合物 ●水銀またはその化合物 ●カドミウムまたはその化合物 ●鉛またはその化合物 ●六価クロム化合物 ●砒素またはその化合物 ●セレンまたはその化合物● クロム ●銅 ●亜鉛 ●マンガン ●コバルト ●ニッケル ●バナジウム |
不検出 |
日本、米国で食品衛生に関する認証を取得しています
コーリアン®は、日本の規格では昭和34年厚生省告示第370号に適合しています。また、米国でも全食材種類に対するNSF(全米衛生財団)規格51号に合格しています。
食品衛生に関する認定
日本/昭和34年 厚生省告示第370号 適合 |
*はMRC・デュポン株式会社またはデュポン・MCC株式会社の商標あるいは登録商標です。
環境ホルモンは使用していません
世界的に注目を集めている環境ホルモンについてはその原因が究明されていませんが、98年5月に環境庁が疑わしい物質として67物質+カドニウム、鉛、水銀を挙げています。
コーリアン®からは、環境ホルモンとして疑われているダイオキシンは発生しません。また、下記の物質は使用しておりません。
●スチレン
●ビスフェノールA
●2-(2H-1,2,3-ベンゾトリアゾール-2-イル)-4,6ジ-tert-ブチルフェノール
燃焼時にもダイオキシンは発生しません。
コーリアン®を焼却処分しても、下記の有毒ガスやダイオキシンの発生はありません。
コーリアン®の燃焼時の発生ガス
また、防火性能試験時のマウスの生存率は100%でした。