テナントの専門性を印象づけるニュートラルカラーのエントランス

イスラエルのネタニヤにあるIr Yamimのオフィスビル。ロビーで注目すべきは3Dの加工を施したコーリアン®製パネルがある受付エリア。使用色は最近でたばかりのニュートラルコンクリート。 設計: MYS Architects, 写真: Elad Gonen, all rights reserved.

地中海沿岸のテルアビブ北部に位置するリゾートタウン、ネタニヤ。
既存のショッピングモールに併設される形で、2019年春にオフィス棟がオープンした。

イスラエル・ネタニヤにあるIr Yamimのオフィス棟; project by MYS Architects; 3DVISIONによるレンダリング, all rights reserved.

イスラエル・ネタニヤにあるIr Yamimのオフィス棟; project by MYS Architects; 3DVISIONによるレンダリング, all rights reserved.

14階建てのオフィスビルは、医師や弁護士、会計士などのスモールビジネス向け。フロアごとに各社が自前の受付スペースを設けているが、Ir Yamimの開発を手がけているMYS Architectsはあえてオフィス棟の受付スペースもつくった。


パークエントランスからロビーを望む。ロビーで注目すべきは3Dの加工を施したコーリアン®製パネルがある受付エリア。使用色は最近でたばかりのニュートラルコンクリート。 設計: MYS Architects, 写真: Elad Gonen, all rights reserved.

ロビー空間は来客へのもてなしであると同時に、入居する企業にとっては第一印象を形成する名刺のような役割もある。美しさと専門性の双方が伝わる雰囲気づくりを心がけた。

壁面を覆うパネルには、最近でたばかりのコーリアン®の新柄、ニュートラルコンクリートを使用。100m2もあるパネルには幾何学模様の3D加工が施されている。

通常あまり注目されることがないロビーに人々の目を向けようと、現地の加工会社と組み、3Dパネルを製作した。
 

イスラエルのネタニヤにあるIr Yamimのオフィスビル。ロビーで注目すべきは3Dの加工を施したコーリアン®製パネルがある受付エリア。使用色は最近でたばかりのニュートラルコンクリート。 設計: MYS Architects, 写真: Elad Gonen, all rights reserved.

 

ニュートラルコンクリートは隣接するモールで使われているコンクリートにもマッチする色合い。三角形が多用されるパターンは折り紙で作ったデザインや、折った紙束を思わせる。
幾何学模様のパターンは、来訪者をロビーからエレベーターや駐車場、ショッピングモールへとそれとなく導くために計算されており、ところどころに長方形も使われる。


イスラエルのネタニヤにあるIr Yamimのオフィスビル。ロビーで注目すべきは3Dの加工を施したコーリアン®製パネルがある受付エリア。使用色は最近でたばかりのニュートラルコンクリート。 設計: MYS Architects, 写真: Elad Gonen, all rights reserved.

エントランス空間は人通りが多いため、コーリアン®のメンテナンス性や耐久性も評価された。
 


イスラエルのネタニヤにあるIr Yamimのオフィスビル。ロビーで注目すべきは3Dの加工を施したコーリアン®製パネルがある受付エリア。使用色は最近でたばかりのニュートラルコンクリート。 設計: MYS Architects, 写真: Elad Gonen, all rights reserved.

ニュートラルコンクリートの上品でソフトなアイボリーグレーは、床タイルの濃色の石模様や、受付デスクの上のアルミニウムでできた黒いチューブ状の照明ともマッチする。
ロビー空間は外から差し込む明るい日の光があふれていることが多いが、このロビーの配色計画では全体的に無彩色でまとめた。ニュートラルコンクリートはこのオフィスビルに静かで力強い印象を与えている。

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