『水着美人』の小屋: コーリアン®で生まれ変わった町のシンボル
The Jabba II beach hut by i-am associates has been recreated in durable and malleable Corian® and repositioned by Lincolnshire County Council on the Mablethorpe coastline. Photo courtesy of Interior Surface Specialists.

英国リンカンシャー州の海辺の町、マーブルソープに建つ小屋「ジャッバ(Jabba)」は地域活性化のシンボルになった建築のひとつです。

丈夫で加工性に優れたコーリアン®の特長を活かし、現在は「ジャッバⅡ」に再生されました。新しい小屋は砂丘に置かれ、伝統的なイギリスの海辺の町の歴史を今に伝え、町の誇りを象徴する存在になっています。
 

一連のシンボリックな建築デザインのひとつ。デュポンコーリアン®の強靭性、可鍛性、継ぎ目のない連続性という特長を最大限に生かした創作です。現在はJabba IIとなり、英国海岸地域の昔ながらの伝統に、ウィットに富み、印象的で記憶に残る解釈を示す佇まいとともに、小高い砂丘の合間に誇らしげに点在しています。

この小屋は、衰退したビーチを活性化するために行われたデザインコンペ(現在は「Bathing Beauties Festival(水着美人フェスティバル)」となり、毎年恒例の行事に発展)で選ばれた作品でした。当初のコンセプトでは、木材とアルミニウムでつくられていましたが、海岸線の厳しい気候には耐えることができませんでした。そこで、このデザインを残しつつ、耐久性の高い材質でつくりかえることになったのです。「ジャッバⅡ」はすべて、室内でも屋外でも使われており、耐久性と美しさでは定評のあるコーリアン®でつくられました。

しずくのような形に滑らかにカーブした官能的なシルエットは高性能の5軸のCNCを使い、Interior Surface Specialists(ISS)の職人が加工。「ジャッバⅡ」の特長であるストライプ模様は象嵌加工で再現されました。ベースのカラーはカメオホワイト、キャンディのようなカラフルな縞にはそれぞれ、ブーゲンビリア、ブルーミンググリーン、グラフィックブルーが使われています。

均質でソリッドなコーリアン®は、紫外線や海辺の潮風に含まれる塩分はもちろん、いたずら書きにも負けません(必要に応じて補修もできます)。「ジャッバⅡ」は長期にわたって市民に愛される作品となりました。

ジャッバの再生プロジェクトにあたり、製作費は地元のリンカンシャー州の議会が負担し、デザインを担当したI-AMデザイン事務所、加工を担当したISS社、そして、コーリアン®の協力があって実現しました。作品の維持管理は州議会が行います。

「ジャッバⅡ」はリゾート地域の北端、ちょうど海が見える駐車場の辺りに立っています。

群議会で文化・レジャー・観光の管理を担当するアダム・グリスト(Adam Grist)氏は、次のようなコメントを寄せています。

「9年前にこの作品が登場して以来、“水着美人”の小屋はイベントだけでなく、広く地域のシンボルとして親しまれています。観光客や住民の心にもジャッバの存在はすっかり溶け込んでいます。私もその一人です。ジャッバの再生に貢献できて、たいへん喜ばしく思います」

 

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