Mount meeにある別荘のリビング。この空間は広く、テレビ鑑賞スペースと一段下がった暖炉前のスペースが2つに分断されてしまっていた。そこで、2つのゾーンをゆるやかにつなぐ、特製の多目的家具が提案された。
もともと室内にあった段を活かしたオーダーメイドのソファだ。
コーリアン®の背面と、革張りのソファの正面にもアンダーからの照明がとりつけられた。
設計:Mark Gacesa of Ultraspace, 写真:Scott Shirly. All rights reserved.
暖炉スペースをぐるりと囲む、スエードのソファの背もたれには、天然石調のウィッチヘーゼルが使われた。サイドテーブルにもなるひじ掛けまで一体につながっている。
コーリアン®の背面と、革張りのソファの正面にもアンダーからの照明がとりつけられた。
設計:Mark Gacesa of Ultraspace, 写真:Scott Shirly. All rights reserved.
ウィッチヘーゼルは透光性がある。日中は既存の家具セットの一部となっている、コーリアン®部分には裏側に照明が入っており、夜になると点灯して、ラウンジ全体をドラマチックに演出する。ソファ下にも照明が仕込まれており、暖炉の光とも調和しながら、室内をやわらかく照らす。
作り付けのソファのアームは演出効果だけでなく、サイドテーブルとしても使えるように、幅広に設計されている。
設計:Mark Gacesa of Ultraspace, 写真: Scott Shirly. All rights reserved.
既存の家具はオーガニックでグラマラスな雰囲気。そのトーンに合う素材感と、ピアノのような形でスペース全体を囲む特殊な形を実現できる加工性が必要だったため、この家具をつくるにあたってはコーリアン®しかなかったという。
コーリアン®の背面と、革張りのソファの正面にもアンダーからの照明がとりつけられた。
設計:Mark Gacesa of Ultraspace, 写真:Scott Shirly. All rights reserved.
設計: Mark Gacesa of Ultraspace
施工: Artistry in Cabinets
加工: Superior Solid Surface
写真: Scott Shirly